知識水準を高めるために購入した本(特許関係) ― 2013年07月13日 15:18
今回は知識水準を高めるために購入した本(特許関係)のお話です。
特許翻訳の実作業を遂行していく上で、基礎的な知識が必ずしも充分ではないことに気づいたと前回の記事で書きました。そこで、特許翻訳者に求められる基礎知識という視点から、参考資料となりうる本をいくつか選定し、常備が必要と判断した本については新規に購入しました。(以下の写真をご覧下さい。)
(1)化学とバイオテクノロジーの特許明細書の書き方読み方
サブタイトルが「研究者と特許担当者のための手引書第7版」となっています。自分の知識が時代遅れになっているかもしれないとの懸念から、最新の情報をインプットすべく、ネット検索や書店巡りで最近見つけた1冊です。出願人(特許翻訳業界ではソースクライアント)の立場から見た、早期の権利取得や紛争の予防に資するための明細書の書き方・読み方について、豊富な実例と判決例を示しながら、具体的な解説がされています。熟読した上で、特許翻訳作業に反映させていきたいと考えています。
(2)新・英文特許100の常識
サブタイトルが「最新の実務に基づく海外出願のポイント」となっています。
英文明細書の書き方が詳細に解説されているのみならず、実務家が備えておくべき外国特許の常識が随所に記載されています。そうした知識は、特許翻訳者としても理解しておく必要があり、本書は座右の参考書にふさわしいと判断し、昨年購入しました。
(3)特許翻訳の基礎と応用
サブタイトルが「高品質の英文明細書にするために」となっています。この本は、特許翻訳の業界では良く知られた本と聞いて、数年前、特許翻訳を志望するときに書店で内容をチェックした後、すぐに購入しました。今でも時々確認するために本書を開くことがあります。実務を行うときの参考書として活用しています。
(化学とバイオテクノロジーの特許明細書の書き方読み方)
(新・英文特許100の常識)
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