最近買った本4冊2014年02月02日 16:02

今回は、最近買った本4冊のお話です。

4冊を通して共通のテーマはありません。良く行く書店で興味をそそられた本の内、家計の許す範囲で随時購入したものです。(以下の写真をご覧下さい。)

(1)日本は世界一位の政府資産大国

以前より、日本の借金が国民一人当たり700万円などと報道されていましたが、それは、政府の借金であって国民の借金ではないにも拘わらず、政府がマスコミを通じて大々的に喧伝するのはおかしいと感じていました。ましてや、借金の額のみ言い立てるのは、どうみても意図的です。そんな折り、見付けたのが本書で、これを読むと、日本の財政事情の本当の姿が見えてきます。

出版元の宣伝文句は以下のとおりです。【確かに日本国には1000兆円の借金がある、でも、資産もダントツ世界一の630兆円で、これはGDP3倍のアメリカ(資産150兆円)の、なんと4倍以上。普通の家なら、借金する前に貯金を取り崩したり、車を売却するはず――なぜ日本政府はそれをしないのか。 それは、役人が自分たちの使える金を減らしたくないからです。ネットの借金はGDP7割強の日本は、実は先進国のなかでもピカピカな国。国債にかける保険ともいえるCDSも低いから、市場もそれを確認している。だったら、消費税増税なんて、いらないんじゃないの。】

(2)人間の基本

以前に読んだ曽野綾子さんの本「老いの才覚」が、それなりにインパクトがあり、老人といえども自立する生き方が大切であると強調されていました。同じ著者の本があったので、購入してみました。そのキャッチコピーは以下のとおりです。【人生を無駄にしないために必要な足場、それが人間の基本である。末端ばかりを大切にする時代にあって、それがなければ、周りに流され、やがては自分を失い、死んでしまうこともある。ルールより常識を、附和雷同は道を閉ざす、運に向き合う訓練を…常時にも、非常時にも、どんな時代でも生き抜くために、確かな人生哲学と豊かな見聞をもとに語りつくす全八章。】

(3)「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人

以前、本ブログで紹介した『「余命3カ月」のウソ』の著者である慶應義塾大学医学部放射線科講師の近藤誠医師による最新の著書です。

出版元の宣伝文句は以下の通りです。【がんを本当に理解できれば、あなたや家族の「生き方」は、きっと変わる。体が嫌がることをしても、寿命は縮まるだけ。ひとりも、「がんもどき」で命を縮めないでほしい。「本物のがん」にかかったかたも、できるだけ快適に、できる限り長生きしてほしい。】

(4)決定版すっきり書ける文章のコツ80

特許翻訳を始めてから、日本語の文章に対する意識が相当変わり、言葉の微妙な意味の差異にも敏感になりました。ところが、意味が明確で、紛れない文章を書くことは、思ったほど簡単では無いことに気付きました。やはり、それなりの工夫やコツが必要なのでは無いかと感じています。そこで見つけたのが本書で、すぐにでも実践できるテクニックが満載です。出版元の売り文句は以下のとおりです。【わかりやすい文章を書くにはコツがある! つきつめればキリのない書き方や文法論をあえて切り捨て、機能ごとに80のコツに収録。修飾語は長いものから先に書く。積極的に改行する。主語と述語を近づける。読点「、」で誤解を防ぐ。「い」抜きと「ら」抜きに注意。関連の強いものをまとめる。主役を早く出す。ときには文を短く削る…書いて伝えるための厳選ノウハウ集。】

 

 

(日本は世界一位の政府資産大国)

 

日本は世界一位の政府資産大国

 

(人間の基本)

人間の基本

 

 

(「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人)

 

「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人

 

(決定版すっきり書ける文章のコツ80

決定版すっきり書ける文章のコツ80

 


我が家も記録的な大雪2014年02月11日 12:37

今回は大雪に関するお話です。

28日土曜日、行きつけのクリニックに診察予約を入れていたことから、雪が降っているにも拘わらず、お昼前に横浜駅まで出かけました。その時点では、通常の積雪状態で特に驚くことはありませんでした。(以下の写真をご覧下さい。)しかし、その日の夕方には、我が家では積雪が目に見えて大きくなっていき、ついにエアコンの室外機をすっぽり覆う程になり、急遽、室外機周りの雪かきをすることになりました。これを放置するとエアコンの故障に直結するので、やむを得ません。さらに、夕食後、休憩していたら、突然の停電が発生。緊急時のLED懐中電灯を取り出して各部屋に配置するなど、対応に追われましたが、およそ15分後には電気が復旧しました。その後、何回か短い停電があったものの、最終的には電気が途絶えることはありませんでした。停電の原因は分かりませんが、大雪による電力使用の急増で電圧が極端に低下するのを防ぐため、一部地域を便宜的に停電させたのかも知れません。大雪によって電線が切断されたとしたら、そうそう短時間に復旧するとは思えないからです。

翌日の朝、目覚めてみると、なんと我が家の周りでは、約50センチメートルの高さの雪の山が出現していました。特に、駐車場に入れていた車の周りは、雪が吹き溜まって、膝の高さほど、雪が積もっていました。朝食後に、息子に手伝ってもらいながら、駐車場、車周り、道路の通行部分を中心に本格的な(雪国のような)雪かき作業を実施しました。そのため、慣れない作業から生じたと思われる筋肉痛が後から出てきました。また、午後から車で出かけようとしたところ、直近の主要道の除雪作業は終了していませんでした。その結果、一旦家まで戻って、急遽、タイヤチェーンを装着することになりました。久々の装着作業は、ほとんど初心者状態で、かなり時間を必要としました。それでも、チェーンを付けていると安心感があり、多少の坂道でも通行できるので、物事は安全サイドに考えるのが一番であるとの思いを強くしました。一昨年は、無理してチェーン無しで坂道を下りていったため、途中で立ち往生してしまい、他人の家の前に、長時間、緊急駐車をさせてもらう事態になりました。そのため、急遽、徒歩で最寄りのyellow hat までタイヤチェーンを買いに走らざるを得ませんでした。「多分大丈夫、なんとかなる」は、何の助けにもならず、「用心するに越したことない」という考えが、最善手であると痛感します。

 

 

 

(横浜駅西口雪景色)

横浜駅西口雪景色

 

(雪の横浜駅西口案内標識)

 

雪の横浜駅西口案内標識

 



最近買った本4冊(その2)2014年02月22日 16:10

今回は最近買った本4冊(その2)に関するお話です。

少なくとも週に1回は書店を覗いて、その時々で目に付いた面白そうな本や仕事に役立ちそうな本を物色しています。そんな中、選んで購入した本4冊を紹介します。(以下の写真をご覧下さい。)

(1)統計学が最強の学問である

以前に計量分析に関する業務を経験したことがあり、今でも仕事で計測データの統計処理をしていることから、興味を引かれ、購入しました。出版元の宣伝文句は以下の通りです。【あえて断言しよう。あらゆる学問のなかで統計学が最強の学問であると。どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は、現代社会で強まる一方である。 「ビッグデータ」などの言葉が流行ることもそうした状況の現れだが、はたしてどれだけの人が、その本当の魅力とパワフルさを知っているだろうか。本書では最新の事例と研究結果をもとに、基礎知識を押さえたうえで統計学の主要6分野◎社会調査法◎疫学・生物統計学◎心理統計学◎データマイニング◎テキストマイニング◎計量経済学を横断的に解説するという、今までにない切り口で統計学の世界を案内する。】

(2)意味がわかる統計学

40年ほど前の新入社員時代に統計学の基礎を学びましたが、その時から何かシックリしないもどかしさを感じていました。本当に分かり易い解説本はないかと何冊か手に取って比較検討した結果、この本を選択しました。上記の「統計学が最強の学問である」と一緒に読み進めることで統計学が良く理解できるのではないかと期待しています。出版社のキャッチコピーは以下の通りです。【テレビの視聴率はたとえば15.3%などと表現されます。これは全国の15.3%の世帯が見ていたということになりますが、じつは、調査対象はたったの3000世帯くらいなのです。このように一部を取り出して全体の特性を予想することを統計学では「推定」といいます。本書では、特にこの「推定」と「検定」という、実用的にも非常に世の中の役に立っている「予想統計」について、徹底的にわかりやすく解説していきます。】

(3)バカに見えるビジネス語

外国語から入ってきて、日本語の中にカタカナ語として定着している言葉は数多くありますが、本来の意味とは異なる用法で使用されているケースも多々あると聞きます。キチンとした言葉で伝えるには、出来るだけ日本語で表現すべきであろうと考えますが、カタカナ語の氾濫に抗うには骨が折れます。そんな中、平易に解説してくれる本書は有り難い1冊と言えます。出版元の宣伝文句は以下の通りです。【アテンド、ガバナンス、リスケ、ブランディング…これらのカタカナ語、実際にビジネスシーンで使われている言葉です。これらのわかったようでわからない言葉を使われると、なんとなく煙に巻かれているような気がする人は少なくありません。本人はできるビジネスマン気分で使っているのかもしれませんが、傍から見るといかがわしい印象。そこで本書では、これらのビジネス会話を示しながら、単語の意味と成り立ち、正しい言い換えを示していきます。】

(4)原発ホワイトアウト

以前より、原発の危険性を警告しているジャーナリストや科学者によって、出版された書籍は目にしていますが、どちらかというと原発推進派と思われるキャリア官僚のサイドから問題提起された本書は、異例の存在です。思わず、購入してしまいました。出版社のキャッチコピーは以下の通りです。【キャリア官僚による、リアル告発ノベル。 『三本の矢』を超える問題作、現る。再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった。この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった。】

 

 

(統計学が最強の学問である)

 

統計学が最強の学問である

(意味がわかる統計学)

意味がわかる統計学

 

(バカに見えるビジネス語)

バカに見えるビジネス語

 

(原発ホワイトアウト)

原発ホワイトアウト

 

 

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