最近買った本(その2) ― 2013年06月23日 22:40
今回は最近買った本(3冊)に関するお話です。
以前の記事と同様に、読了していない本を含むため、読んだ本ではなく、買った本としています。(以下の写真をご覧下さい。)
(1)化学辞典
自分の専門分野が化学であることに油断して、本格的な化学の辞典には関心が薄かったところ、翻訳者ブログを検索していたら、是非お薦めの本の中に「化学辞典」が紹介されていました。書店で手にとり、内容を確認した結果、是非とも備えておくべきであると判断して購入しました。帯のキャッチコピーは「現代化学の全知識をこの1冊に集約」です。座右の参考書として活用していきたいと考えています。
(2)翻訳とは何か 職業としての翻訳
文芸翻訳の世界とはあまり縁が無いと考えて、アクセスしていませんでしたが、職業として翻訳をする人にとっては、必読の本であるという記事が多く見られたので、購入しました。購入にあたり、著者である山岡洋一氏が生前に残された「翻訳通信」のネット版を事前に閲覧したところ、翻訳者を取り巻く環境や翻訳者の責任について、詳細かつ明快な解説がなされ、大いに触発されました。
(3)英単語のあぶない常識
同じく山岡洋一氏による新書版の本ですが、アマゾンにて中古本を入手しました。サブタイトルが「翻訳名人は訳語をこう決める」となっていました。英文和訳する場合、英語の意味と日本語の訳語の意味が噛み合わないことがあり、英英辞典、英和辞典、日本語の辞書、ネット上の用例を詳細に調査して、本来の意味がどれくらい使用されているかを解説してくれている労作です。既にご存じの方にとっては、何を今更という感じでしょうが、桐蔭翻訳講座において「訳語選択のなぜ」を勉強している自分にとっては、「いつ読むの?」「今でしょう!」の心境で、正にはまっております。
(化学辞典)

(翻訳とは何か 職業としての翻訳)

(英単語のあぶない常識)

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