珈琲の楽しみ方 ― 2013年03月14日 16:36
今回は珈琲の楽しみ方のお話です。
珈琲の楽しみ方には、(1) インスタントコーヒーを淹れる、(2) 焙煎済みの豆を自分で挽いてから淹れる、(3) 生豆を購入して自分で焙煎・粉挽きをして淹れるなどの拘りレベルがありますが、私は、現在 (2) の方法にはまっています。以前は粉状の珈琲豆をスーパーマーケットで買っていましたが、最近は、偶然入った珈琲専門店(以下の写真をご覧下さい。)に魅了され、専らその場で焙煎した珈琲豆を購入しています。
先日、珈琲豆がなくなったので、その店に行き、5袋調達してきました。(以下の写真をご覧下さい。)珈琲豆の名称、(産地)、特徴は以下のとおりです。 (1)~(2)は、定番品として良く購入する豆で、(3)~(5) は、3月のお薦め品の中から選択した豆です。
(1) モカブレンド、(エチオピア、ブラジル他)、モカ40%をベースにモカ独特の香りを生かした豆。
(2) ブラジルサントスNo.2、(ブラジル)、適度な苦みを有し、酸味の少ない中性の豆。
(3) ブルンジブルボン、(アフリカの小さな国ブルンジ:コンゴ、タンザニア、ルアンダに囲まれている)、まろやかなシトラスの香りがあり、アプリコットやハニーレモンをイメージした豆で、酸味とコクのバランスが良くとても飲みやすい。
(4) マンデリンブルーバタック、(インドネシア)、マンデリン特有の香りに甘さとフローラルさを感じさせ、後からこみあげてくる優しくそれでいてしっかりとしたコクがある。
(5) エチオピアラグジュアリーモカ、(エチオピア)、華やかさと甘い香りがあり、アールグレイを想わせ、さわやかで透明感のあるレモン系の酸味を持ち、やわらかい甘みのある白ワインを感じさせる豆。
こうした生豆をお店専用の機械を使って標準的な条件で焙煎してもらいます。因みに今回の条件は、焙煎温度250度、焙煎時間130秒、生豆重量200g、焙煎後重量170gでした。
珈琲の粉挽きは、手挽きミルを使用し、毎回、必要な分量だけ、その場で挽きます。また、珈琲の淹れ方には、ネル・ドリップ式、ペーパー・ドリップ式、サイフォン式などがありますが、私は、一番簡便なペーパー・ドリップ式を使用しています。(以下の写真をご覧下さい。)
珈琲の健康効果については、各種メディアで良く取り上げられますが、ここでは、社団法人全日本コーヒー協会HPより引用します。(引用ここから)
コーヒーには、クロロゲン酸などのポリフェノールが豊富に含まれています。その量はカフェインよりも多く、コーヒーの褐色や苦味、香りのもととなっています。コーヒーの飲用が、がんや糖尿病、動脈硬化などの予防に有効であるという研究成果が相次いで報告され、その効果にクロロゲン酸などのポリフェノールが持つ抗酸化作用が寄与しているのではないかと、注目を集めています。コーヒー1杯(約140cc)には約280mgのポリフェノールが含まれ、これは赤ワインと同程度、お茶の約2倍に相当します。(引用ここまで)
珈琲は、毎朝、妻の分も含め、2人前淹れて、味わっています。上記のように異なる種類の豆を順番に試しているので、いろんな味と香りの珈琲を楽しむことが出来ます。時々、翻訳作業に追われて徹夜を強いられるときにも、珈琲は、眠気防止のアイテムとして欠かせません。
これからも、色々な種類の珈琲豆にトライして、珈琲豆の奥深さを堪能したいと考えています。
(毎回利用しているお店・珈琲問屋)

(今回調達した焙煎済み珈琲豆5種類)

(手挽きミルとドリッパー)


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