シニアの求職事情2013年09月21日 17:51

今回はシニアの求職事情に関するお話です。

シニアといっても、人により受け取り方は異なっているようです。2013920日の読売新聞によれば、シニアの定義に関する新たな動きがあります。

(引用ここから)65歳以上とされている高齢者の定義について、日本老年学会と日本老年医学会のワーキンググループ(WG)は、年齢の引き上げを含めて見直す検討を始めた。日本は4人に1人が65歳以上で、同医学会理事長の大内尉義(やすよし)・虎の門病院院長は「元気な65歳以上が増えた。超高齢社会に向け、問題提起したい」としている。内閣府などによると、65歳以上を高齢者の基準としているのは、国連が1956年に全人口に占める65歳以上の人口割合を「高齢化率」としたため。(引用ここまで)

また、最近ではシニア自身の意識も以前とは異なっているようです。2013918日の日本経済新聞電子版を引用します。(引用ここから)自分をシニアだと思いますか。調査会社マクロミルの2012年集計によれば60歳以上の48%が「(シニアは)ふさわしくない呼び方」と回答し、6064歳女性では63%に達した。マクロミルの調査では「何歳に見られたいか」との質問に対し、60歳以上の24%が「実年齢マイナス69歳」と回答。「マイナス10歳以上」が22%で続き、特に70歳代で多かった。若く見られたいのにシニアと呼ばれる、そんなジレンマが透けて見える。(引用ここまで)

私も、定年退職後に特許翻訳の道に入ってきたわけですが、できれば70才以上になっても仕事を続けられたら幸せだなと感じておりました。しかし、特許翻訳者の収入に関するネットの記事や自分自身の少ない特許翻訳の実務経験から見えてきたことは、厳しい現実でした。翻訳一本で生計を立てて行くには、相当の実力を備えていることは当然として、自分を信頼してくれている発注者が複数存在して、定期的に発注してくれることが必須条件となります。実際問題として、一朝一夕にそのレベルに到達できるわけではありません。生計を立てる意味から考えると、何らかの副業などで凌ぎながらレベルアップしていくのが好ましいと思われます。

それにしても、シニアにとって、新規の仕事を得るのは簡単なことではありません。私の場合は、まずインターネットで求人情報の検索(ハローワークやタウンワークなど)を始めました。(以下の画像をご覧下さい。)求人情報のインターネットサイトにアクセスして、自身の経歴から好ましいと思われる求人情報を検索しました。その結果は芳しくなく、求人の対象がシニアでも可という職種は、例えば倉庫内軽作業、工事現場の交通誘導員、駐車場の車両誘導員、ガソリンスタンドの深夜接客サービス、地域のチラシ配布などで、時給が低い上に勤務時間帯が夜間であったりと、労働条件が厳しいものが大半でした。

次に、住所地に近い実際のハローワークにも足を運び、地道に求職活動を続けました。そうこうするうちに、自分の経歴(試験分析、触媒開発、特許管理)を生かせる求人情報を運良く見つけることができました。求人募集をしている相手先企業の情報を調査して、自身をPRできるポイントを探り、応募しました。その結果、面接もクリアして、無事に外資系の科学機器販売会社にパート職員として採用されることになりました。

特許翻訳のレベルアップを粘り強く進めて行くためにも、この仕事に当面注力していきたいと考えています。

 

(ハローワークインターネット版)

 

ハローワークインターネット版

(タウンワークシニア)

 

タウンワークシニア


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